住宅ログ［4］不動産屋へ

前回、見つけた土地については連絡がないまま時がすぎる。

毎週末、完成見学会へ行くことでマイホームへの意識を維持するように努めていた。

同僚からも色々話を聞き、今後いろいろ大変なんだろうなと想像だけはできるが、

イマイチ現実味がないというのも本音だった。

そこまで興味がない見学会に行き、5分10分だけ見学して帰る。

惰性で動いているような感じが続いていた。

そして、忘れたころに不動産屋から電話がくる。

前の人の契約が流れたようで、まだ検討しているかとのこと。

是非、話を聞きたいと伝え、土地は仮押さえしてもらう。

仕事が休みの日に不動産屋へ。

担当してくれたのはなんと中学の同級生だった。

久しぶりの再会で話が弾み、とてもリラックスできた。

今後も売地の話がでたらすぐ連絡してくれるそうで、とても心強い。

いろいろ相談し、わかった事。

・今住んでいる地域は移住者が多く県外の人から人気

・民泊や借家、アパートが増えており地価も年々上昇中

・いい土地を見つけたらすぐ電話したほうがいい

・1回だけでなく、時間別で夜と雨の日にも見に行く事

などなど色々とアドバイスをもらう。

そして、今回の土地についての個人的な評価。

【良いと思った点】

・相場より少し安い

・70坪と丁度イイサイズ

・アクセスが抜群

・2面接道（Y分岐）

・将来的に値上がりも期待できる位置

【気になる点】

・条例で制約が多い地域

　（高さ10ｍ以内、敷地境界線から1ｍ空ける、色、等々）

・現在茂みで木が多く伐採抜根処分費がかかる

・道をはさんで目の前が国有地？で手つかずの林なので景色が悪いのと虫が多い

・県道からの抜け道で交通量が多い

・土地の形が多角形

・隣に廃屋のような古い倉庫がある

・前の購入希望者は予算の都合がつかず諦めている

【良否の判断が難しい点】

・前の道と後ろの道の高低差3～4ｍ

・歩いて30秒の場所に大型商業施設の計画の噂

・地主がちょっと変な人（かも）

と、まぁこのような土地。

直感ではなかなかの個性ある土地という感じ。

クルマの止め方や家の外観をいろいろ想像しワクワクする。

だが、これがナカナカ厄介な土地で色々苦労する事になる。