Chief Log

30代課長のログ

住宅ログ[20]不動産屋からの報告

数日後、不動産屋の同級生から電話入る。

 

たまたま休みの日だったので、すぐに不動産屋へ。

 

同:

「ごめん、売るのやめるって。掲載も全部下げて欲しいって言われた。」

 

俺:

「そうかぁ。色々交渉してもらってたのにスマン。手間かけさせた。」

 

同級生が地主からヒアリングした内容としては、

・「売地」とかの立て看板がなかったのは実は親戚対策

・「近くの人」が売主の親戚に、売りに出ている事を話した

・相続している土地を手放す事に親戚からクレーム

・そもそも自分(グチってる親戚)が相続(贈与?)する予定だった

などなど色々と聞かされたらしい。

 

俺:

「なんじゃそりゃ、あるあるなの?」

 

同:

「売るのやめるって話は珍しくないけど、これはちょっと・・・。」

 

俺:

「まぁ田舎だからなー。」

 

同:

「とにかく申し訳ない。このバラした近くの人誰かな。コイツ、イライラするな」

 

俺:

「(笑)そっかー、しゃあないよな。どうにも、うーん。」

 

同:

「他の売地情報入ったら、出す前に連絡するよ」

 

俺:

「ありがとう、そういえばさ、、、」

ついでに土地Bの話をする。

 

同:

「あー、アリだと思う。あの辺まだ畑多いけど、今から一気に増えるよ。新しい公園近いし、区画整理で道も新しくなっているし。」

 

俺:

「そうなの?周り畑で何もないし、暗いじゃん。道は綺麗だけど。」

 

同:

「最近あの辺の転用が多くてさ。そろそろ大きい業者が建売作り始めると思うよ。結構、問い合わせある。ウチもあの辺の地主に提案するけど、ナカナカ売りに出ないからさ。ぶっちゃけ建てなくても譲ってもらってたほうがいいよ、おススメする笑」

 

俺:

「マジか、ありがとう。そうなんだ。何かあればまた相談させて。」

 

同:

「転用とか、登記とか、わからんことあれば何でも訊いてね」

 

同級生へ礼を言い、不動産屋を後にする。

 

地主がNOなら、どうにもならない。

 

どう妻へ伝えようか悩んだ。

妻は土地Aがお気にいり、脳内ブースト状態でたぶん2.0kgf/㎠ぐらいかかってた。

立地の良さに盲目になっていないかと思うぐらい。

なので造成費やガレージで購入を悩んでいる事に不機嫌になっていた。

それが「売買は流れた」と伝えようもんなら、、、、。

 

ドカーン。

 

そうならない事を祈りながら家路についた。