住宅ログ[20]不動産屋からの報告
数日後、不動産屋の同級生から電話入る。
たまたま休みの日だったので、すぐに不動産屋へ。
同:
「ごめん、売るのやめるって。掲載も全部下げて欲しいって言われた。」
俺:
「そうかぁ。色々交渉してもらってたのにスマン。手間かけさせた。」
同級生が地主からヒアリングした内容としては、
・「売地」とかの立て看板がなかったのは実は親戚対策
・「近くの人」が売主の親戚に、売りに出ている事を話した
・相続している土地を手放す事に親戚からクレーム
・そもそも自分(グチってる親戚)が相続(贈与?)する予定だった
などなど色々と聞かされたらしい。
俺:
「なんじゃそりゃ、あるあるなの?」
同:
「売るのやめるって話は珍しくないけど、これはちょっと・・・。」
俺:
「まぁ田舎だからなー。」
同:
「とにかく申し訳ない。このバラした近くの人誰かな。コイツ、イライラするな」
俺:
「(笑)そっかー、しゃあないよな。どうにも、うーん。」
同:
「他の売地情報入ったら、出す前に連絡するよ」
俺:
「ありがとう、そういえばさ、、、」
ついでに土地Bの話をする。
同:
「あー、アリだと思う。あの辺まだ畑多いけど、今から一気に増えるよ。新しい公園近いし、区画整理で道も新しくなっているし。」
俺:
「そうなの?周り畑で何もないし、暗いじゃん。道は綺麗だけど。」
同:
「最近あの辺の転用が多くてさ。そろそろ大きい業者が建売作り始めると思うよ。結構、問い合わせある。ウチもあの辺の地主に提案するけど、ナカナカ売りに出ないからさ。ぶっちゃけ建てなくても譲ってもらってたほうがいいよ、おススメする笑」
俺:
「マジか、ありがとう。そうなんだ。何かあればまた相談させて。」
同:
「転用とか、登記とか、わからんことあれば何でも訊いてね」
同級生へ礼を言い、不動産屋を後にする。
地主がNOなら、どうにもならない。
どう妻へ伝えようか悩んだ。
妻は土地Aがお気にいり、脳内ブースト状態でたぶん2.0kgf/㎠ぐらいかかってた。
立地の良さに盲目になっていないかと思うぐらい。
なので造成費やガレージで購入を悩んでいる事に不機嫌になっていた。
それが「売買は流れた」と伝えようもんなら、、、、。
ドカーン。
そうならない事を祈りながら家路についた。